私たちの研究室は、2003年に理工学研究科環境共生系専攻(現在は創成科学研究科地球圏生命物質科学系専攻)化学分野として誕生しました。
地球圏生命物質科学系専攻では物理化学の教育研究を受け持っております。
研究においては、新たな機能をもつ半導体材料の創出をキーワードとして、「プラズマ合成」と「炭素材料」をベースに、電気化学電極材料から
光触媒半導体ナノ粒子まで多岐の分野に渡るさまざまな材料を扱ったテーマを、高い独自性を保ちながら、今日に至るまで走らせてきました。
すべての研究テーマに共通のコンセプト「より良い環境の創造」が貫かれています。
現在では、水電解による水素・酸素発生反応が非常に起こりにくいという特性を示す導電性炭素材料や、赤から黄色さらには青と、さまざまな
波長の光を吸収できるように調整可能な半導体材料の合成を達成しています。また、その半導体を用いた太陽電池の開発にも成功しています。
最近では、表面官能基の制御により、過酸化水素を経由して酸素を水まで還元可能かつ耐久性の高いa-C酸素還元触媒を開発しました。
この触媒合成法は、耐久性の高い非金属系触媒の具現化において極めて有効な手法として、さまざまな研究分野から注目を集めています。
当研究室からは、これまでに20名以上の学生が修士の学位を、また数多くの学生が学士の学位を取得して産学に羽ばたきました。
研究だけでなく、多くの人材が育ってくれたことは、私の大きな喜びでもあります。
さらなる高みを目指して、今後もスタッフ、学生、一丸となって頑張る所存です。
ご指導とご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。


研究室を代表して

本多 謙介
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本多研究室

お問い合わせTEL.083-933-5735

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